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西洋家具を作る

カーテン・壁紙

20代後半のヨーロッパ旅行でいろんな部屋に滞在して、日本に帰って来てみると、なんと寂しい気持ちになったことか。

当時暮らしていたアパートの壁は白く、自分では多少おしゃれな物を選んだつもりだったカーテンもすごく地味に感じた。

●壁紙剥がし機の存在

イギリス人の家庭に行くと大抵『壁紙剥がし機』が有る。

古い壁紙を剥がして新しく張り替えるための物で、四角い平べたい製品。蒸気が出て壁紙が剥がしやすくなる。イギリスの壁は日本と違い蒸気を当てる事ができるため、日本ではちょっと使えないかもしれないが、兎に角そんな物が普及しているくらいに壁紙を張り替えたりペンキを塗ったりして室内をかまっている。(結構自分で・・)

ガーデニング

インテリア小物

参考書

●壁紙を使ったインテリアと家具

家具は部屋の壁紙やカーテンのデザインと多いに関係が有る。

西洋家具があまり普及しないのには日本のインテリアとなかなか調和しないと言う事も有ると思う。

でも、時代は変わって来ていて、徐々に畳の生活から椅子に座る生活に変化して来た様に、精神性や家の誇りを重んじる日本の間が個人の自由な空間に変わりつつ有るのでは?と思う。

at home という言葉は、暖かくてリラックス出来る場所を連想させるけれど、そんな場所を作るのに気に入った壁紙やカーテンはとても役に立つ。

 

●外国の壁紙

一度使ってみて欲しい!その違いに驚くはず!素材として質感がすごく良いし(紙)発色が良い!

日本のビニールクロスは施行製に優れている。伸縮性が有り、壁に追随して動くので壁紙の境も分りにくいし、わざとでこぼこさせていて壁のゆがみも吸収するのでクレームが少ない。なので営業的にはこちらを押しておけば間違いないし、何しろビニールだから材料費はすごく安い。

で、外国の壁紙は幅は短いし(それだけ張るのに手間がかかる)大きめの柄が有るので柄合わせが必要な分技術の差が出る!

職人さんも引け気味になるのも分る。だけど外国の壁紙を張って欲しいと希望するお客様に限っては、細かい所よりも全体の雰囲気を重視で、今までクレームになったことはないし、柄合わせについては前もってきちんと打ち合わせをすれば大丈夫だと思う。

大柄だと柄合わせに気を使います。

●カーテンと家具

 西洋の家具、特に椅子の話になるけれど、座面が生地というものが多い。またソファーはほとんどが生地だ。

 それで、カーテンとの相性はとても重要になる。

 

どちらもウイリアムモリスの生地を使用しています。なぜか日本の生活様式に合わせやすいです。

ファンシーになりすぎず色も適度に抑えてあり自然をモチーフにしているのもすごく感じが良いです。

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